今回は前回硬水と軟水についての続きになります!
飲み物を作るときお水は何を使っても同じと思っている人は多いのではないでしょうか?
飲み物は、硬水、軟水によって風味が変わってきます!
今回はお茶、コーヒー、お酒を作る時の硬水と軟水について解説していきます✨
《 お茶 》
お茶の場合は、好みによって水の種類を変えるのがおすすめです。
基本的に、日本茶を入れる際は軟水を使用するのがおすすめです、
お茶の成分をしっかりと抽出され、旨味・苦味・渋味のバランスがよく出て、お茶本来の風味が最大限に楽しめます。
ただし、硬度が10mg/L以下の軟水は、苦味と渋味を強く感じようになるので日本茶にはあまりおすすめはできません。
美味しい日本茶にするには、硬度50~80mg/Lの軟水がおすすめです⭐️
日本茶や紅茶の渋味が気になる際は、硬水を使用するのがおすすめです。
特に硬度300mg/Lの硬水が良いと言われています。
なぜなら、硬水にはミネラルが豊富に含まれており、その一つがカルシウムが緑茶に含まれる「シュウ酸」と結合することによって渋みが和らぐからです。
これにより日本茶、紅茶がまろやかな味に変化し、飲みやすくなります!
このように、お茶は使う水によって味が異なるため、好みに合った水を使用するのが良いです🌟
《 コーヒー 》
コーヒーも硬水・軟水によって風味が変わります。
軟水で入れた場合、軟水本来のまろやかな甘さが感じられる上に、コーヒーの酸味が際立ちます。
まろやかな口当たりでコクが感じられるコーヒーを味わいたい方におすすめです⭐️
硬水で入れた場合は、酸味が打ち消されて苦味が際立ちます。
硬度が高ければ高いほど苦味が際立つので、深みを感じられるコーヒーを味わいたい方におすすめです!
このようにコーヒーも水によって、「酸味」と「苦味」のどちらかを味わいたいかで使い分けるのがおすすめです🌟
《 お酒 》
お酒と一言で言っても沢山種類があるので、焼酎とウイスキーを解説します!
焼酎を軟水で割った場合は、焼酎の原料である芋や麦の味・甘さが引き立ちます。
また、口当たりまろやかに飲みやすくなるのも特徴です!
硬水で割った場合、ピリッとした感覚を楽しる仕上がりになります。
そんため、人によって飲みずらさを感じるかもしれませんが、甘さのある食事を合わせると美味しく飲めます。
ウイスキーを軟水で割った場合、口当たりが滑らかでさっぱりした風味を楽しめます。
その一方香水は味の深めが増し、ウイスキーの風味が強くなります!
焼酎、ウイスキーを飲む際もお茶、コーヒー同様、どのような味わいを愉しみたいかによって使用するお水を変えるのがいいと思います⭐️
人によって好みは全く異なるので、
お茶やコーヒー、お酒を作る際は色々なお水で作ってみるといろんな変化を楽しめていいですね!
次回は料理の時に使う水による違いを解説いたします✨